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     光明思想徹底比較 <総論>
                                       森島恒吉 著


   【守護の神霊に全託する世界平和の祈りだけが唯一の方法である】

 白光の教えは、人間の本質については、「人間は神の子であって完全円満である」と、生長の家と同じ教えですが、その他の教えや行じ方が異なっているのです。
 生長の家の行法には、「真理の言葉を宣言する行」と「神への祈りの行」の二つがあります。白光も真理を目標として掲げることは、生長の家と同じですが、生長の家のように「真理宣言行」 はなく、「神への祈りの行」の一つに単純化してあるのです。
 これはなぜかといいますと、生長の家の教えを行じた信者の人たちが、実際には真理を現さず、かえって自己偽善や自己嫌悪や無理な生活態度に陥ってゆくのを見て、五井先生は「真理宣言行」の無理なことを知ったからです。守護の神霊の援助がなければ、人間は分霊としての完全な働きができないように、宇宙の法則ができているからです。
 守護の神霊への全託行のほうが、楽に自然に無理なく真理に到達できることを、五井先生はご自身の体験で悟られたのでした。守護の神霊への全託行の一本槍にしたほうが、楽に神我一体の境地になれるのです。世界平和の祈りに付け足しするものは、何一つとしてないのです。世界平和の祈りの他に、世界平和を実現する方法は絶対にないのです。世界平和の祈りだけが、世界を平和にする唯一の方法なのであります。

   
【五井先生を呼べば救われる他力易行道】

 他力の教えである世界平和の祈りは、実に易しく簡単です。一言祈れば、地球上どこにいても救世の大光明が自分に輝き、自分が救われると同時に世界が救われる、世界平和のために大きく働いているのである、と五井先生はお約束なさったのですから、それを私たちは素直に信じて、世界平和の祈りを日々祈り続けてゆけばいいのです。
 「五井先生とお呼びすれば、いつでも五井先生は私の所に来て下さいますか?」
 聖ヶ丘で、私は五井先生に質問しました。すると、五井先生は、こう私に優しくお答え下さいました。
 「行きますよ。行ってあげるよ!」
 会場にいた皆さんも、五井先生のそのお答えに一斉に喜んで、質問をした私を振り向いて、盛んに感謝の拍手を下さったことを、今思い出します。「五井先生!」とお呼びすれば、いつでもどこでも五井先生は目前に出現されて、私たちを助けて下さるのです。なんと有り難いことでしょうか。
 世界平和の祈りを祈ろうと思った瞬間に、五井先生が出現され、救世の大光明が輝きわたるのです。世界平和の祈りを祈り続けさえすれば、守護の神霊と宇宙天使と神々の援助を得て、私たちは世界を平和にすることができるのです。世界平和の祈りの中に、自己のすべての想念を入れて消し去ってしまえばいいのです。そうすれは、光輝く本心の自己が現れてくるのですし、世界が平和になっていくのです。
 白光の光明思想は、悪を消えてゆく姿としますから完全光明思想であり、理想と現実を結ぶ中庸光明思想であり、自己に正直に生きられる正直光明思想であり、守護の神霊に全託する他力光明思想である、ともいえるのであります。
(完)

 (1992年11月3日)



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